坐禅(座禅)とは?
「禅」とは、“思いにふける、瞑想”の意で、それを「坐」して行われるため坐禅(座禅)といいます。古代インドでは、心の安定・精神統一等を達成するために行われてきた修行法の1つで、仏教の坐禅(座禅)は、釈尊が悟りにあたって行なったことに始まりとされています。
曹洞宗開祖道元禅師は
「身心共にもっとも安定し、調和して真実の自己を確立することができる」
とし、坐禅(座禅)を特に重んじ、教えの根本としています。
近年、科学的研究において、坐禅中の脳波を調べたところ、
心理学的・精神身体医学的見地からみても、注目すべき点が数多くあると考えられ、この方面からの研究もさらに進められているところです。